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黒酢に関する基礎知識や栄養成分、効果・効能などの説明

黒酢

黒酢【概要】

黒酢は屋外で玄米などの原料を壺に入れ、自然発酵させたのち長期間熟成させた天然の酢のことです。1L当りに使用する原料米の量は、米酢と比べると4倍強と非常に多く含まれています。大量に含まれるアミノ酸が糖分と反応し、熟成とともに色が黒く変化するため黒酢と呼ばれます。

黒酢の発祥は中国です。日本に黒酢は江戸後期の文化年間に伝わり、現在の鹿児島県霧島市福山町で製造されるようになったとされます。現在でも黒酢の主産地である鹿児島県では、中国式の大きな壺を使い、機械を使わずすべて人の手で作業をしています。

黒酢はアルコールに酢酸菌を加えて短期醸造で作られた酢(いわゆる食酢・米酢)とは異なり、黒酢にはまろやかな酸味と深い風味があるので、ドレッシングや酢のものに使うと旨味が増します。

黒酢には疲労回復に効果のあるクエン酸を多く含むので、料理に使うだけでなく健康飲料としても役立ちます。黒酢は水で薄めて飲んでも良いですが、好みでリンゴジュースやハチミツを加え、炭酸で割って氷を浮かべると、スポーツのあとなどにもおすすめのすっきりした飲みものとなります。

また黒酢はバナナをダイエット食にする場合などに効果的と言われています。その他にもコエンザイムQ10と黒酢を一緒に摂取することがコエンザイムQ10の効果を高めるとされています。

黒酢の主な栄養素(可食部100g当たり/*参考値 米酢)]

・炭水化物・・・7.4g
・カリウム・・・16mg
・カルシウム・・・2mg
・ビタミンB1・・・0.01mg
・ビタミンB2・・・0.01mg

 エネルギー:46kcal(100g当たり)

黒酢の主な生理機能成分(推定機能)

●クエン酸(疲労回復)
クエン酸は疲労物質・乳酸を分解し、疲労回復を促進します。またクエン酸は有害物質の体内への蓄積を防ぎます。さらにクエン酸は血行を促進し、肩こり・神経痛を改善します。

黒酢の選び方のポイント

黒酢は熟成期間が長いものの方がまろやかな味で飲みやすいです。黒酢には料理用からブレンド調味料飲用まであるので、好みや目的に合わせて選ぶのがよいです。

黒酢の保存方法

黒酢は光や高温を避けて冷暗所で保存しましょう。開栓後はきちんとふたをして、空気中の菌の混入を防ぐ必要があります。黒酢の風味が落ちないよう冷蔵庫で保存するのがよいとされます。

黒酢の期待される働き

肩こり 疲労回復

黒酢の種類と仲間

●香酢
香酢は中国の黒酢のことです。香酢で有名なものにはコウリャンや大麦などから作る「山西香醋」があります。香酢の原料はもち米で地下水にこだわった「鎮江(ちんこう)」「恒順香醋(こうじゃんこうず)」などがあります。
●もろみ酢
もろみ酢は泡盛を精製したあとの残り汁から作る沖縄の天然発酵の醸造酢です。泡盛のもろにみ含まれる黒麹菌がクエン酸を生みます。

黒酢に含まれる健康成分

黒酢に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□黒酢に含まれる成分(クエン酸)の効果があると思われるもの
食欲不振 / 利尿作用 / ストレス / 肝臓 / 筋肉痛 / 肩こり / 食欲増進 / ・・・もっと見る
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