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セントジョーンズワートに関する基礎知識や栄養成分、効果・効能などの説明

セントジョーンズワート

セントジョーンズワート【概要】

  • セントジョーンズワートはうつ病や不安障害に対して効果的と考えられている
  • 欧米では2000年以上前よりセントジョーンズワートの薬効が知られている
  • セントジョーンズワートは医薬品との相互作用に注意が必要である

セントジョーンズワートは日本名で西洋オトギリ草と呼ばれ、ヨーロッパ全域や北アメリカなど広く分布しています。セントジョーンズワートは、聖ヨハネの誕生日頃に花を咲かせることから、「聖ヨハネの草」としても知られています。花びらをこすると紅い液体が出るためか、古代ヨーロッパでは魔除けに用いられていました。

セントジョーンズワート自体は2,000年以上前より薬効が知られており、抗炎症、傷薬として使用されていましたが、19世紀になり精神症状に適用されるようになりました。

セントジョーンズワートの効果・効能

セントジョーンズワートに期待される効能としては以下のようなものがあります。

うつ病
●不安障害の改善
●強迫神経症の改善
更年期障害の改善
●月経前症候群(PMS)の改善
●etc.

セントジョーンズワートで最も知られている効果・効能は抑うつ作用、抗うつ作用などのうつ病(鬱病)に対するものです。その他にもセントジョーンズワートは不安障害や神経症など精神的な疾患に有効と考えられています。

これらセントジョーンズワートの作用に関する明確なメカニズムは十分に分かっていませんが、近年ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン再取り込み阻害作用があるとの見解があります。

この「セロトニン等再取り込み阻害作用」とはSSRIとも言われる抑うつ薬の機能と同様のものです

セントジョーンズワートの有効成分

セントジョーンズワートの有効成分としては以下のようなものがあります。

●ヒペルフォリン(ハイパフォリン)
●ヒペリシン
フラボノイド
●キサントン
●プロシアニジン
●etc.

セントジョーンズワートが抑うつに作用する有効成分として考えられているのは、主にヒペルフォリン(ハイパフォリン)とヒペリシンの二つですが、これも明確には分かっていません。

セントジョーンズワートの副作用・安全性

セントジョーンズワートは一般的な抑うつ薬などと比べると副作用は少ないと言われています。

もっとも知られる副作用としては光過敏症であり、皮膚の弱い人は日焼けしやすくなることもありますが、稀なケースのようです。その他にも人によっては、胃腸障害、疲労感、頭痛、めまい、口渇などの症状がでる場合があるようです。

それよりもセントジョーンズワートは多数の医薬品との相互作用があり、日本では厚生労働省より医薬品等安全性情報で注意喚起が出されています。医薬品を利用している場合は、医師によく相談してからセントジョーンズワートを使用する必要があります。

また妊娠・授乳中における使用に関しては十分なデータが無いため使用は控えたほうがよいと思われます。

セントジョーンズワートに含まれる健康成分

セントジョーンズワートに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□セントジョーンズワートに含まれる成分(フラボノイド)の効果があると思われるもの
脳卒中 / 動脈硬化 / ストレス / 抗酸化作用 / 高血圧 / 血行促進 / 血管強化 / ・・・もっと見る
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